光回線の工事内容と所要時間
完全ガイド
光回線を新規で契約する場合、多くのケースで開通工事が必要です。 「工事って何をするの?」「時間はどれくらいかかるの?」という疑問にお答えします。
💡 工事のポイントまとめ
- 工事時間は1〜2時間程度(戸建ての場合)
- 立ち会いが必要(本人または家族)
- マンションは設備状況により工事不要の場合もある
- 壁に穴を開けない方法もある(エアコンダクト・電話線の穴を利用)
目次
戸建ての工事内容
戸建ての光回線工事は、電柱から自宅まで光ファイバーケーブルを引き込む作業です。
工事の流れ(所要時間: 約1〜2時間)
光ファイバーの引き込み方法
| 方法 | 説明 | 壁への穴開け |
|---|---|---|
| 電話線の管路 | 既存の電話線の配管を利用 | 不要 |
| エアコンダクト | エアコンの配管穴を利用 | 不要 |
| 壁への穴開け | 約10mm程度の穴を開けて通す | 必要 |
※多くの場合、電話線の管路やエアコンダクトを利用するため、壁に穴を開けることは少ないです。 穴開けが必要な場合は、事前に工事業者から説明があります。
マンションの工事内容
マンションの場合、建物の配線方式によって工事内容が異なります。
| 配線方式 | 速度 | 工事内容 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| 光配線方式 | 最大1Gbps | 各戸まで光ファイバーで接続。ONUの設置のみ | 30分〜1時間 |
| LAN配線方式 | 最大100Mbps〜1Gbps | 共用部まで光→各戸はLANケーブル。LANジャック確認のみ | 30分程度 |
| VDSL方式 | 最大100Mbps | 共用部まで光→各戸は電話線。VDSLモデム設置 | 30分程度 |
⚠️ VDSL方式のマンションに注意
VDSL方式は電話線を利用するため、最大速度が100Mbpsに制限されます。 この場合、光回線の恩恵を十分に受けられません。 詳しくはマンションで光回線を使う方法を参照してください。
NURO光の工事(2回工事が必要)
NURO光は他の光回線と異なり、屋内工事と屋外工事の2回に分けて行われます。
1回目: 屋内工事
So-netが派遣する業者が実施。光コンセントの設置とONUの設置を行います。 所要時間は約1〜2時間。
2回目: 屋外工事
NTTが派遣する業者が実施。電柱から自宅までの光ファイバー引き込み。 所要時間は約1〜2時間。
2回の工事は別日に行われるため、開通まで2〜4週間程度かかります。 繁忙期(3〜4月)は1〜2ヶ月かかることもあるため、早めの申し込みがおすすめです。
工事不要のケース
以下の場合は工事が不要です。
- フレッツ光から光コラボへの転用: 同じNTT回線を使うため工事不要
- 光コラボ間の事業者変更: ドコモ光→ソフトバンク光など
- 前の入居者の設備が残っている: 光コンセントがそのまま残っている場合
- マンションに既に設備が導入済み: 共用部の工事が完了している場合
💡 工事不要で乗り換えたいなら
現在フレッツ光や光コラボを利用中なら、事業者変更(光コラボ間の乗り換え)で 工事不要・電話番号そのまま乗り換えが可能です。
工事費用の比較
| 回線名 | 工事費 | 実質負担 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ドコモ光 | 22,000円 | 完全無料 | キャンペーンで工事費無料 |
| ソフトバンク光 | 31,680円 | 実質無料 | 月額割引で相殺 |
| auひかり | 41,250円 | 実質無料 | 35回の月額割引で相殺 |
| NURO光 | 44,000円 | 実質無料 | 36回の月額割引で相殺 |
| GMOとくとくBB光 | 26,400円 | 実質無料 | 36回の月額割引で相殺 |
⚠️「実質無料」と「完全無料」の違い
完全無料は工事費自体が0円。実質無料は工事費を分割して毎月同額を割引する方式です。 実質無料の場合、途中解約すると工事費の残債が発生します。 ドコモ光の「完全無料」は途中解約でも工事費の残債がかかりません。
工事前の準備
工事当日までに準備すること
- ☐ ONU設置場所を決める(ルーターの近くが理想)
- ☐ 引き込み口付近を整理(電話線やエアコン穴の周辺)
- ☐ マンションの場合は管理組合に連絡(共用部の鍵が必要な場合)
- ☐ LANケーブルを用意(Cat6以上推奨)
- ☐ Wi-Fiルーターを用意(レンタルでない場合)
まとめ
- 戸建て工事: 約1〜2時間、立ち会い必要
- マンション工事: 約30分〜1時間、配線方式により異なる
- NURO光: 2回工事で2〜4週間
- 工事費: ほとんどの回線で実質無料
- 工事不要: 転用・事業者変更なら工事なし
回線選びに迷ったら回線診断ツールをお試しください。 光回線の選び方ガイドも参考になります。